ドイツレポート

6月17日

何とかお土産を鞄に詰め込んで、スペースの余裕を確認してから朝食、チェックアウトといつもの手順。荷物をホテルに預けて、タクシーで町の中心に出る。飛行機の出発時刻は午後9時なので、土産を物色する時間がたっぷりあるのだ。ただしお土産を入れるスペースはあんまり無い。チョコチョコっと建物を見て(フランクフルトって金融の中心だからあんまり観光するところというのもないらしい)「お土産屋」はたくさんあるんだけど、あんまり私が面白がるようなものはないし、ま、チョコとか何とかは結構貰ったりしてあるし、みたいな感じで大して買いもしないでうろうろだけした。雑貨のCricri City Haus がふと目に付いたので、そこでちょっと小物みたいなの買ったくらいかなー。蝋燭とか、ポプリとか女の子が好きそうなやつ。後は市場に行ったり。市場物色したりするのは好きなんだよね。干し無花果を買いました。

この日はなんだかすごく蒸し暑かったので、いい加減外をうろついているのも嫌になってお茶。なんか中途半端に手持ち無沙汰。食事をして帰ろうかと思ったが、「ホテルでしたほうが」というのでいったんホテルに戻る。ホテルにGeorgが車で迎えに来て、そのまま空港まで連れて行ってくれることになっていたのだ。彼は3時に来ることになっていたが、渋滞で遅れるというので、ホテルで食事を誌ながら待っていればちょうどいいということだったのだが、ホテルは時間外の食事をカバーしてはくれなかった。昼食バイキングは終わってしまっているから飲み物しか出せないというんである。4つ星ホテルってこんなものなのか?(私はプライベートではホテルはせいぜい3つ星なうえにホテルで朝食以外を取るなぞということは金の無駄だと思っているので全く知らないのだけど)

しょーがないから茶を飲みながらGeorgを待つ。まあ別にひもじくもなかったんだけど…。でもって彼が来てユリアを駅まで送ってさよなら。彼女はこのままベルリンにご帰還。で…Georgとまた町まで出て、なんか遅い食事…。の後が思いっきり手持ち無沙汰だったんである。何せ飛行機が9時だから思いっきり時間があるのさ。町をぶらぶらしてもこれがまた暑くて疲れるだけだし、これから長く飛行機乗らなきゃならないのに汗かいちゃうし。てなわけでエアコンのある数少ない場所、「デパート」行ってCDショップとかでうろうろ。…することないんだよなー。で、その間車は路上に止まってて、その中で私のボストンバッグは思いっきりあったまって、中に入っていたチョコレートたちはドロドロに溶けてしまったんでありました。食べましたけどね、ちゃんと。ただ、人にあげられる形状ではなくなっていて、ちょっとお土産困った…

チェックインに行ったら、同じ便で帰る青木さんにあう。(バンダイグループのデピュティマネージャー。おもちゃのデザインとかの関係の仕事らしいんだけど…アメリカで出版されてるマンガも描いてて、それでAnimagicに招かれてたんである)思い入れたっぷりにGeorgとお別れして(やろうと思えば私はヨーロッパ式に振舞えるのだ/爆)出発までラウンジでゆっくりお話。チェックイン誰も並んでいなかったから、出発まで一時間以上あったけど退屈しませんでした。ありがたや。(ビジネスクラス専用のラウンジだ。びっくりしたことに受付は日本人と日本語喋れるドイツ人なのだ。すごいねー。チェックインの時も日本人がいる窓口(?)があった。きっとビジネス以上は(エコノミーもかな?)日本語でもチェックインできるのだろう。さすがJAL)

飛行機の中で「アザーズ」「モンスターインク」みた。どっちも言うほどじゃないじゃーん…て思ったけどな。しかし笑ってしまうことに、「モンスター…」のほうが日本語吹き替え版だったのはまあいいとして、「アザーズ」はドイツ語吹き替え版の日本語字幕だった。ドイツ−日本便だからそりゃそうかもしれないけど、なんか変。

6月18日

帰ってきたのは日本代表の試合がちょうどやってる時だった。チラッと飛行場でみたけど。家に帰り着いたら負けていた。一回くらいライブで日本代表見たかったなー…と思った私でした。ドイツ戦は見たんだけど、私「走れぐずども」のオリバー・カーンしか知らないのだ。

でもってやっぱ結構疲れていたみたいで、一週間以上何もせずゴロゴロしてました。今でも似たようなものだけど…少しずつ社会復帰に向けて努力を(笑)なんて悠長なこといってる場合じゃないんだけどね。真空地帯を年内ってのは実を言うと結構きつそーかな−…って。


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