第7話 「食べ過ぎにご用心」 富田祐弘脚本

おまん魔。うーん…。でも、なんとなく富田さんがやりたいことが分かってきたような気がしたりもした回でした。「ここまでやろうぜ」ってことなんじゃないかと。しかしこの回、ようすけの冒頭登場シーンはちょっと苦しいなあ。「ただしお前は別ー」ってのはけっこー効果的だったけど。上田君こういうの上手いね。

アンケート

アンケート用紙を作って協力を頼むのではなくて対面式のアンケート。たった三人の部員でこりゃかなり大変。しかしどうしても「ブライダル白書手帳」をアニメに出さなくてはならなかったのだ。

愛するものに…

殺せとか言っておきながらやってることはデブにするとか何とかピントがずれている悪魔族たちだ。

ようすけくんと柳葉くん

柳葉君はようすけくんに腕をとられるともはやいかなる反応も抵抗もできなくなってしまうらしい。なすがまま。なんなんだろうねー。ももこが仮病だというようすけのせりふを信じたわけでもなかろうに、ふらついている女の子を残して男同士で朝のミーティングに行ってしまった。こういう役どころのようすけもなんか情けなくってなぁ…

デブ

ももこちゃんたちは見た目結構むっちり、健康美人だからやせたいという気になるのかもしれない(笑) 少女漫画としてはかなり太めである。でも設定されたサイズから考えるとこれ以上やせたら体に毒だ。というかこういう体型でやせたいとほざく女は(結構いるが)許せん(爆)

絶食

ももこは何があってもこれだけはできないんじゃないかって気がするけど。そんなふうなキャラ設定じゃなかったかな?

女性の体の神秘な生態系

この娘は頭がいいんだかなんだか時々分からなくなる。キャラ的に言うと一番疑り深いハズなのだが。でもゆりに思いっきり断言されるとももこなんか疑うなんて夢にも思わないんだろうなあ。

そろそろ寝る時間だぞ

寝る時間まで制服のままなのか、ももこ!? そしてそんな時間に一人家を出て行く娘を黙っていかせるのか、パパ???

おまん魔

もともと連載初期にテンユウが出してきたおじゃ魔族のキャラデザインの中にいた古参キャラ。コミックス1収録の番外編と、学年誌の特集で紹介しました。確か「食べ物に夢中にならせて、仲を裂く」みたいな設定だったんじゃないかと思いますが。定かじゃないけど。ただ、「デブの元」なんてキョーレツなのがあればきっと覚えていると思うんだが。

その当時は、ああいう「ぶた」だったんだけど、それじゃ駄目だったのかどうかは結局聞かずじまいでした。でもおじゃ魔族でああいう長身っていうのは反則な気がする。はじめて設定をみたときはようすけじゃないが気絶するかと思った。

「ミルクで乾杯」「お開き宣言」

全く意味の無い行動なのでやったりやらなかったり。ただこういう無意味な行動こそはウエピーの真髄という気もする。とにかく結婚式関係のパロディをいれようと必死だったのでしたが、肝心の子供たちは結婚式だの披露宴だのについては漠然としたイメージしか持っていないわけだから、喜んだのはそれを知ってる大人たちだけだったといううわさも聞く。

以前同人誌で一瞬仲間になろうかと心を動かしたサルビアが、自分もこの輪に加わって乾杯することを考えてやっぱりやめるってのがあって、大笑いした。そういえば彼女はしたっけか?

「ウェディングチェンジ」

景気良くテーマ曲が重なるので、それぞれのアイテムのメロディーが不協和音をかもし出す。いつも思っていたけど、なぜだろう?

「おまん魔を殺さないで」

お前何度もブライダルフラッシュを浴びてぴんぴんしてるのに、どうしてピーチがおまん魔を殺すと思ったんだ?? と思わず突っ込みたくなってしまうじゃ魔ピー。それにしても他の連中はブライダルフラッシュ一発で浄化されてしまうのにいつまでもがんばれたじゃ魔ピーはおじゃ魔族の中では超エリートだったに違いない。

邪悪な心を拭い去る

時々ももこたちは硬い言葉を使う。ももこにはあまり似つかわしくないと思うが。しかしこれ、なんか洗脳ぽくてあんまり…。といってもちろん殺すというのもなんとも。ここらへん私がどうにも消化できなくて、漫画ではあっちふらふらこっちふらふら(爆)

じゃ魔ピーの演説

愛のウェーブがどんなものだか初めて知りました、だから…」彼はとても弁が立つ。理屈っぽくて利口である。悪魔族の解説者になっちゃったしね、結局。も少しマスコット的な要素を強調して役立たずにしてもよかったんじゃないかなあ。

由紀子さんがおでぶのままでいたら…

だから結局おまん魔って、ホントの愛を引き裂くことはできないってことになっちゃうわけで。とか突っ込んじゃうとたいていのおじゃ魔族はみんなそうかも知れないけど。それにしても、そういう結末にするならデブった直後、男の子の反応もう少し考えるとこあるんじゃないかなあ、と思ったけど。「我慢できないの」「勝手にしろ!」じゃなくてさぁ…。

後ね、どうしてこの話し通して「女の子は外見じゃない」って結論に達するのかが…うーん…