オデンセ2 Odense 6日
Den Fynske Landsby フュン野外博物館
「野外博物館」ってのはあちこちにあるらしい。これはフュン地方の農家を移築て集落風に配置したもの。オーフスのものよりマイナーなのか、郊外にあるからか(バス便も少ない)、それほど人出はなかったが施設は立派なものだ。
馬車に乗って回れるのはこの手の施設のお約束。
オーフスにもあったがこちらのは農家な感じだ。

ブラックスミス(鍛冶屋)には馬車用の馬がつながれているが(納屋には農耕用の馬)、柵もなければスタッフもいない。馬に悪さをするような阿呆はいないということか…


クッションや布団の中身はウレタンビーズのようだった(笑)
移築された農家の家具の一部は触ったり乗ったりできる。ベッドに飛び込んで遊んでる子供もいたし。で、こちらは校舎(Shoolとある)で先生ごっこをする家族連れ。年配者とと家族連ればっかりだ(笑) まだこっちのホリデーシーズンではないから…?
 
 こういう生活用品(?)の展示は好きだな(^.^)
猫がうろうろしているのに鶏が放し飼い…!
(何やら知らないが老人の団体が来ていたのだ)
鳥を襲わない犬はイギリスやドイツでも見たけど、猫と鳥が一緒にいるのは初めて。
ミュージアムショップのマグネットには犬がない。…犬はここにいないということか?

結構立派な解説本が10クローネだったので買った。デンマークなのに安い。200円くらいだよ?観光地のこの手のパンフって、内容の割りにいい値段するのが多いのに。
博物館はオデンセ郊外にあって、バス便も少ないわけだが、バス便が少ないのはいいんだけど、バス停にある時刻表の見方が分からない。あまりな表示なので、見ていただきたいと写真に撮った。数字が見えるように拡大したのも作った。見てください。

LØRDAGE こりゃまあ、土曜日だ。ガイドを見れば書いてある。しかしその下の数字…10:00-15:30の間、30と00ってどういうこと?毎時30分と00分ってことはない。前後から考えて真昼間に1時間に2本も走るとは思えない。すると?想像はできるけど、間違って時間に帰れなくなっては大変だ(この後「アンデルセン幼年時代の家」に行きたかったので)

分からない時は地元の人に聞けばよろしい。こちらの人は皆英語を話す。で、丁度バス停を通りかかった2人連れに聞いてみた。「この数字はどういう意味?」暫く考えて、「分からない」といわれた。おい…。

博物館で聞いたら、想像通り11,12時30分 13,14時00分とのことだった。それにしても、この書き方はどうなの?
アンデルセン幼年時代の家
こっちは生家ではなくて「幼年時代の家」。アンデルセン一家が住んでいたのはこの小さな家のそのまた更に小さな一角、だが。
小さいので数人も観光客が入ればいっぱいになってしまう。…私が行った時には例のごとく誰も居なかったのだが
(カップルが帰るところだった)

おばさんが一人受付にいて、簡単にガイドをしてくれる(狭いから大して案内することもないが) さて、ここもカードは使えない。「小さい博物館だから…」といわれた。入場料は25DKK。もしかして個人運営か?と聞いてみたら、ちゃんと市の所有物だった。じゃあ、カード使えたっていいじゃん?

幼年時代の家を見た後通りかかった「教会のオルガンコンサート」。この教会は前日にみたんだけど、入ってみた。なんせミュージアム系は16時で閉まってしまうし、列車が出るのは20時過ぎ。することないし(笑)
オルガンに背を向けることになってしまうので、前にスクリーンを出してそこに演奏者を映してるのを観る。妙な感じだ。
このオルガンだ

20:23発の夜行でケルンへ

6:30ごろ駅まできたので、ホームの番号を確認しようと思ったが、早すぎて表示されていなかった。
で、時刻表を見てみると…

約したCNL(City Night Line)の出発時間にはEN(Euro Night)と書いてある。しかも行き先はミュンヘンだ。予約した列車はケルン経由アムステルダム行きなのだ。???
つまり一本の列車が途中でミュンヘンとアムステルダムの2方向に分かれるってコトだったのだ。
電光掲示板にはENではなくCNLと出ていた。紛らわしい…

CNLはコンパートメントタイプだった。サロン式のリクライニングシートを期待したんだけど、ダメだったねー(^^ゞ

6人のコンパートメントに3人。アメリカ人のバックパッカー2人と同室(?) しかも予約した座席番号は窓側だった…(>_<)

席を予約する時クシェット(3段ベッド×2列のコンパートメント。毛布つき。服を着たまま寝る)かどうか迷ったんだけど、団体さんと一緒になって騒がれたりしたら同じことだと思ってシートにしたのだ。でもトイレに楽に行けるだけでも良かったかも…。
洗面台つきの個室もあるけど、これは普通のホテル並みの値段だから論外だ。

通路側のドアが閉めてあったので暑かった。こもるよ、かなりこもったんだよ、若者二人でさ(^^ゞ

通路がわはガラス張りだがカーテンが閉められるようになっている。開けてあるコンパートメントは大概バックパッカーだった。この車両はアムステルダム行きなのだ。バックパッカーのメッカみたいなとこじゃん。多いわけだよねえ。
男4人一室に詰めちゃだめだ…(~_~;)

途中でイビキ君とPCクンが降りて
また3人。椅子を倒して寝よう
とするが片側しか
倒れない

壊れてた
らしい。

しかし、この「リクライニング」、6人のところに3人
入っていないと使えないって…?? 3人以下なら、
きっぱり横になれてそりゃ結構だが。

車掌が検札に来た時に「ケルンに着いたら教えて」と頼もうと
思っていたのだが、こなかった。乗車時にチケットを見せたから、
それがチェックになっているのか、夜行で寝ている客を起こさない
気遣いなのか…?(そんなに優しくないか ^_^) てなわけで、この日も
鉄道パスにはチェックが入らなかったんでした。なんか一日損した
気がする。長距離乗っておいてナンだけど(笑)