反ウーマンリブマンガ
…みたいなことで、叩かれたんである。日本での放映終了直後くらいだと思うが、アメリカの日本アニメ専門誌のレビューで。「くず!ゴミ箱直行!」みたいな事かかれたんじゃなかったかな、確か。ファンサイトで紹介されていたその記事を読んだけど。「私達の希望(これをアメリカで見るという)打ち砕いたレビュー」とかいってましたね。
何しろ「戦う花嫁さん」という笑える設定の話だから、「ヒロインの目的が完璧な結婚だなんて!!!」てなこと。オマケにウェディングドレスに変身してお色直ししちゃうし。くだらないと言えばそうだけど(設定を渡されて私もひっくり返った)、本気で突っ込まないで欲しいなーとかも思うのだ。以前シカゴであったアニメコンベンションでも質問されたけど、商業的な「つかみ」だから、これは。子供の関心を引くのと、スポンサーを「これは子供に受けますよ」と説得するための。ストーリーはまたちょっと別なので…。(子供っぽいのは確かですけどね^^;)
でもって今現在、その「くそアニメ」レビューを下さった雑誌「アニメリカ」の出版社VIZからマンガが出ているのは何とも笑える話だ。アニメはなぜか別会社ADVから出ているけれど。で、未だにレビューで「くだらない。子供っぽい。バカっぽさを我慢できれば楽しめる」とかかれることが多いのだが、当たり前だ、子供向けだもの。大人はこの馬鹿馬鹿しいナンセンスを笑って楽しむのが正しい見方(特にアニメ。笑える^^)
翻訳
マンガの翻訳は雨宮直子さんというアメリカ生まれ、アメリカ育ちの日本人(ご両親日本人なのだそう)。太鼓ドラマーでダンサーでマンガと子供向けの本のフリーランス翻訳家。…なのだそうだ。時々ドラムの活動で長期にツアーに出てしまって、つかまらない事がある(笑)
電話で話した限りでは全く違和感のない日本語を喋るけど、一度だけこちらの使った言葉が分からなかった時があった。やはり語彙はちょっとネイティブには劣るようだ。
彼女の翻訳は、そうはいっても、かなりいいと思う。向こうのファンにも評判はいいようだ。言葉使いの言い回しとか、「いいなー!」と思うところがある。(NOZOMIは意味を間違えたり、主語を取り違えたりする事は無かったけれど、言葉遣いというか、ニュアンスがイマイチな気が)…けど、たまに「?」なこともあるので、その辺ちょっとこちらのページ(MOMOYOME・Mangaセクション:インフォ)で触れています。翻訳ってのは難しいってことですよねー。
アニメの方は未見ですが、いずれ訳を比べて見たいと…。英語字幕も付いてる事だし。
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