先日茶話の書き込みが掲示板にあったりして、再開しようかなんてことも書いたりして、でも今はTVが映りませんで(買いに行くのが面倒で…もちろんいずれ買うんだが)、でもって、たまたま久々にコミックス再読なんかして…こんなもの作ろうかなという気になりました。茶話は言葉の関係上日本語しか出来ないけど、単行本の場合英語を踏まえられるので(海外のDVDって貰えてないんですよね〜。もらえる作家さんもいるみたいだけど私のトコにはこない…それに英語版のアニメまでチェックし始めたら、何ぼ暇な私でも大変なことになる…!)、英語ページの新ネタにもなるなあと。


イタリア版コミックス表紙。紙がとても薄〜い3.10ユーロ。でもさすが美術の国イタリア(?)なのか、描き文字の処理はドイツに比べて格段に綺麗(ドイツがひどいんだが…) 

ちなみに表裏共に同じ図柄になっていて、逆側には「読み方」の説明が出ているのは万国共通だ

ウェディングピーチコミックス裏話
イントロ 

で、日本語版のコミックスを読み返す機会がありました。…英語版の翻訳もらったときチェックがてらざっと読んで以来だから45年ぶりかな・・・?

で、描いたのはもう大昔のことなのに、意外と覚えていることがありました。ま、実質、私にとってピーチが初めての少女漫画
(色物だけど、少女漫画には違いない!)で、おまけに原作つきでアニメになって、その上ピーチの後ろくな仕事をしてないので記憶の上書きがなされてない、という辺りが最大の理由な気がしますが() 

でも「ちゃお」のマンガでも、ピーチ以降の作品の方が記憶がなかったりするのですねー。これは苦しみ方の「種類」の違いって事もあるかも(笑) いろんな意味で苦しかったぜウェディングピーチ!
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で、連載が終わってこれだけ年月が経てば大抵のことは時効になるだろう、って事もあってその辺の一端を披露してみようかな〜と。当初の関係者も殆ど違う部署に行ってたりするらしいし(もはや小学館とほぼ切れな私は直接には知らないのだ)、たまにある質問の答えも含められるし。

まーいってみれば「ももよめ茶話」のマンガ版です、はい。ただ、アニメは間接的なかかわりでしたけど、こっちはモロ製作者当人ですから、内側から、も一歩踏み出したディープな話にディープな画像…もあるかな、かなり(笑) 時々訊かれる事の答えにもなるしね。あんま当人がしちゃいけないことなのかもしれないけど…メジャーな作品じゃないから、ま、いっか…と^^;

日本のビジター様にはあまり関係ないかもしれないけど、海外の読者からは「日本のまんが」がどのように作られていくのか、ってのも一つ大きな興味になるのではないかと。(ま、このへんって出版社から雑誌から編集者からそれぞれ別個で一概に語れないんだが…) 



…ってことで、企画が天から降ってきたお話へ

 


こちらはスペイン。驚いたことにカバーがついてて、日本の単行本とまったく同じつくりになっていた。台湾版もそうだったけど欧米では初めてこういうの見た。描き文字の処理はイタリアには負けるけど綺麗。だが最低限で、日本語のまま残っている部分が多い。お国柄ってことなのか…物価の安いスペインで驚きの6.90ユーロ。高っ!

紙質はとてもよくて綺麗だが面付けが時々笑える。…このアバウトさもお国柄?? せりふの手書きの部分は書体が変えてあったりして芸が細かいのだ

ただね…このロゴのマークは意味不明。青いのはハードだろうか…?そしてとんぽのような羽…??