ドイツレポート

6月5日

ハノーファーの書店に行くためにホテルを出て駅に。電車の中でちょっと時間があったので本屋に渡すイラストを描いたりして時間を潰した。揺れる電車の中で色塗ったりするのは結構難しいというか、恥ずかしいものがあったけど…

本来ならば昨日ここに泊まる筈だったのだけどニュルンベルグに泊まってしまったので素通り。とりあえずコインロッカーに荷物を預けて町に出るが、なんか時間が半端で観光する時間もなー、とか思っていたら結局カフェでドイツ-アイルランド戦の前半をずるずるっと見てしまった。(スコア1‐0)ううむ…。かりん嬢はオリバー・カーンを「カッコいい」という日本の女の子の趣味が分からないという(いや、彼はいいキーパーですけどね。いい男かどうかというと…うーん…とは私も思うけど。/笑)

例によってちょっと早めにお店に行ってみるとまだ準備中ということで、向かいのカフェでお茶。そこにローカル新聞の記者が来て、インタビューを受ける。なんか結構この旅の間インタビューを受けた。結局聞かれることって大体おんなじなんだけどね。毎回のように聞かれた質問が「一冊描くのにどのくらい時間がかかりますか?」そのたびに「日本では月刊誌に連載という形を取りまして、大体私の場合は一回のページ数が…」なんだかねえ。後、このときは「さっきまでサッカー見てた」って話が出たので、「興味があるのか」って突っ込まれましたね。別に特別興味があるって訳ではないんで困るんだけどなー、こういうのって。そりゃまあ、ちょっとは見るけどさあ。

サイン会はまあ、つつがなく終了。今回のツアー用(?)に作ったTシャツ、ポスター、或いはコミックスのどれかを買ってくれた方にサインをするというのが基本だけど、まあ最終的には本屋さんの判断。でもって、大概どの本屋にも「お得意さん」ってのがいて、この人には特別…とかって言われた。

この日はお泊りはないので、そのまま駅に行って電車に飛び乗る。夜遅くにベルリンについて、重い荷物を抱えてよろよろとホテルにチェックイン。かりん嬢はベルリンに住んでいるので、ここでさよならして自分のアパートに戻った。

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