ドイツレポート

6月16日

Animagicは今日が最後。この日にコブレンツを発ってフランクフルトに行かなくてはならないので、朝食後チェックアウト。昨夜は遅く帰ったけどとにかく荷造りをして、風呂に入って(浴槽は貴重だからある部屋に泊まった時には意地でも入る/笑)とかしてたので寝不足。

折角だからちょっとだけでもコスプレとか見ておこうかなーと思って時間見計らって会場に行ったら、前のプログラムが押してて(セーラームーンミュージカル…ってファンがやるんである。時々かろうじて分かる日本語が混じるが、ユリアに聞いたら「ドイツ語の部分も聞き取れない」のだそうだ。彼女はセーラームーンをちゃんと見てはいなくて背景の知識がないせいもあっただろうが…)いつまでたってもコスプレショーは始まらなかった。結局「コスプレショー」は10分くらいみたかな…会場もちょっと見てまわりたかったので引き上げた。こんなんで閉会式大丈夫なのかねーと思ったけど、何とかしたらしい。

会場は出版社のスタンドが2つと後は書店とかグッズ屋とかの出店が殆ど。あとファンクラブ用の一角とかあって機関紙みたいな物を売っていた。許可なしの無断転載バシバシである。それでもドイツはまだ「著作権」に関する態度はマシなほうなんだとか。ううーん…

夕方、ステージで行われる閉会式を前にしてスタンドのある会場はお終いになるようで、Emaのスタンドも片付けを始めたのでさよならの挨拶をして、日本のゲストたちがたまっているホテルのロビーに移動する。「閉会式」見てから出発するかなーと思っていたが、結局皆さんロビーにとどまって、まったりしている。で、それぞれの予定に従って三々五々ホテルを出て行く…。これもまあ、Erlangenと似ているから、ドイツ(あるいはヨーロッパ?)というのはこういうものなのかも。Animagic主宰のクリストフが「駅まで送ろうか?」といってくれたので、タクシーを呼ばずに(別に私の金じゃないからどっちでもいいけどねー^^)彼の車で駅へ。時間がちょっとあったので、カフェでお茶しながらチョコっと話をする。彼はコミックサロンとAnimagicとどっちがよかったか、というような事を気にしていた。ライバル心があるのかなー?

夜フランクフルトについて、駅のコインロッカーから保管しておいたお土産を抱え、よろよろしながらタクシーでホテルに向かう。するとホテルで、予約は取ってあったけれどなんと宿泊料が払い込まれていなかった!!! 何しろ4星ホテル、二人別々の部屋なので、あわせて200ユーロ以上。そんな現金の持ち合わせがユリア嬢には無く、そして彼女は珍しいことにクレジットカードが嫌いだということでカードもっていない。私のマスターカードを見せてデポジットにしたけど、もしカード持ってなかったら泊まれないとこだったかもしれない(ま、そんなこたあ、ありえないけど)。なんだかねー。これもヨーロッパのおおらかさってこと?

かなり遅い時間で、ホテルのダイニングはすでに片付けられ、朝食用のセッティングがしてあったけどその中で二人だけで夕食を取る。途中でカップルがやってきて酒飲んでたけども、食事を取ってるのは二人だけだった。

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