SUMMARY-1- 1話(2月号)〜4話
記念すべき第一回。豹堂姉妹の紹介を兼ねた泥棒話。 このマンガを書くために、原宿まで資料の写真をとりに行かされたのだが当日同行することになっていた編集者は花粉症のためにリタイア。彼はど新人で取材なんて生れて初めての私にカメラを渡して「悪いけど一人で行ってね」といったのだ。…おい…。 ストーリーは濡れ衣を着せられ、強盗傷害犯にされた「怪盗パンサー」が、計略をめぐらして疑いを晴らし、犯人を警察に逮捕させるお話。思いっきり普通。 カットの男はアホ刑事役の早乙女君。ずいぶん顔がかわいいけど(^^ゞ 真空地帯の早乙女だ。まぁ、性格は大分違うけど… ちなみにこの喫茶店「夢無有」はもちろんあの夢無有から。さおりと要は友達の名前をいただきました。名前考えるの好きじゃないんだよなー。 |
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姉妹の両親登場。どうしてこの女の子たちが泥棒なのか,なんとなくわかるような話(編集者・談) でも作者自身が何でこいつらが泥棒してるのか全然分からなかった。ま、要するに集めるのがシュミなのだろう。 ちなみに両親は元泥棒の旦那に刑事の女房と,思いっきりありがちで赤川次郎な設定。(これは上から降ってきたのか自分で考えたのかは忘れちゃった。原案は上からだったと思うけど…。いっぱいいっぱいだったのよ、マジで) おやじのコードネーム(笑),思いっきりベタに「銀ぎつね」にしたらシティーハンターに出てきてたらしい。やれやれ。 |
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パンサーの「正体」を知ったルポライターの松本君が(なぜか)それをネタに,さおりをゆすって金を取ろうと悪ーい事をたくらむお話。 しおりは仕方なく早乙女君を助けるが,逆に助けられて彼を見直す。なんとなくちょっと気になる存在になりそうな…。 何しろ妹の方が敵の刑事を憎からず思っているという設定が初めっから上から降ってきていたのでこういう話に…ってさあ、しおり13歳だよ、犯罪だよそれ。ロリもいいとこじゃん。 松本君はいい加減で軽くてちょっと抜けてて結構好きでした。自分で作ったキャラだしね。(早乙女君は半分以上初めから設定決ってたから…) あんまりでてこなかったけど… |
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しおりが盗み出した絵が途中でナゾの男の子(笑)に横取りされてしまう。いけしゃあしゃあと喫茶店「夢無有」に現われたその少年(要)から絵を取り戻そうとパンサーが悪戦苦闘(ってほどでもないが。20ページだもんな)するというお話。 結局要くんがその絵を取ったのにはまっとうな理由があって、しおりも譲って目出度し目出度し…。 前回登場した松本正の弟要初登場。…ってーか、要を出したくて兄貴を出したんですね、これ。なんかしおりと早乙女でくっつくのくっつかないのって嫌だったもので…。要が出てきてから何とか自分らしい(?)話も作れるようになってきたかな…。 彼(彼ら)の祖父が探偵社をやっていて、要はその祖父の助手的な存在で…なんて思っていたんですけどね、その辺は全く出てくる余地無かったですけど。私カー(ジョン・ディクスン・カー)が創った探偵H・M卿とフェル博士が大好きだったので、上手くいったらそんなの編集者の隙をついてやってみたかったんだけどねー。 |