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ありがたい事に、デビュー直後に仕事していた「ぴょんぴょん」の読者様から、当時のマンガも紹介して欲しいといったリクエストを頂きましたので、ちょい恥ずかしいですが作ってみました。なつかしーでしょー(笑) |
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ぴょんぴょんというのは…![]() 編集長がすっごいひとで(マジ尊敬しております、Oさん)「何でもやってみよう!」という物凄い熱気がこもった(少年誌のようだな^^)本でした。…一応押さえどころは固めてはいたんですけどね、脇のマンガが凄かった。 見るのも嫌な女の子だって少なくない「蛇」を主人公にした「ヘビーでごめん」から、詩の様な情緒がある、味わい深いマンガまで、幅広いというか…。打ち合わせしてもね、次々にぶっ飛んだアイディアが出てくんのだよ、この編集長。万人に好かれるものより、好き嫌いが分かれても個性のあるマンガを、と思っていたみたい。好きだな、そういうの! でも一番印象に残っているのは「どおくまん先生」の「女の子なのにオトコ(乙子)ちゃん」っての。確かこんなタイトルだったと思う。少女漫画誌に「どおくまん」だよ!? 創刊間もない号だったと思うんだけど…持っていない。ちゃんと買って取っておくべきだったのだが。残念!何でも原稿を頼みにいったときに、「本気か!?」言われたらしい。そりゃ、いうだろう。それでも描いてもらっちゃったところ、すごいよね。反響は知らない(笑) そうはいっても、今話題になっているのはヤッパリ当時から人気の高かった「ヘッドロココ」や「光のパンジー」だけど。まあ、それだけ人気ってのは確かなものだったってことなんでしょうねー。 ![]() 私のデビューは一応「コロコロコミック」だったんですが、新人にはろくな席が無いところに、「ぴょんぴょん」から「描いてみない?」とお声がかかりまして。確か月刊になってからそんなに経っていないころで(始めは季刊だった)、作家も少なかったんだろうと思いますが。当時ぴょんぴょんで「Sweetらぶらぶ」描いていた井口ユミ先生のアシスタント(編集の紹介で)やってて、関わりもあったし。とに角描かせてくれるなら、とそっちいったら、すぐに連載貰えまして。 結局コロコロはうっちゃらかしみたいな形になって、そんなものだから、向こうからも忘れ去られてしまい…谷沢はそのまま、少女(幼女?)漫画家になったのでした。ま、ここで育ったっていえんだろうな。 ぴょんぴょんは'92年にちゃおと合併(吸収だったけどなー)という形で終わりになりまして、ぴょんぴょん時代にはコミックスを一つも出す事もなく終わってしまいましたが、その合併がご縁でちゃおのウェディングピーチ連載となったわけです。世の中わかりませんなー。少年漫画家になろうと思っていたのに。
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